歯とは一生付き合っていかなくてはいけない。というのは誰もがみな知っていることです。なぜなら生命を維持するには、食事を楽しむ楽しまないに関わらず一生食事を取り続けなくてはいけないからです。
保険診療は、元来「ものを食べるために歯が機能する」ことが中心です。そのため、保険診療で使うことのできる診療内容・材料には制限があります。
しかし、現在では、社会が豊かになり、我々の生活の質自体が豊かになっています。それに伴い歯科業界としては「個人が健康でそして豊かな気持ちで」自身の歯を維持する治療法として、個々のニーズに応じた治療法や材質ができています。ただそれらはすべて保険外診療となります。
個々が感じる「豊かさ」が違うのと同様に選ぶべき「歯科治療」も様々です。
そこでここからは、ご自身が「健康でそして豊かな気持ちで」一生を過ごすための必要な歯をもつために、我々からみた選ぶための4つのポイントをご紹介します。
4つのポイント
■健康:食事を楽しめるかどうかの指針です。
歯の噛み合わせが大きな要因となります。例え自分の歯であっても、肩こりなどの原因として歯の噛み合わせが挙げられます。人工歯を使う場合、ご自身の骨格や噛み合わせにマッチした歯を選びたいものです。これを適合性と言います。
■審美:見た目の美しさに関する指針です。
笑った瞬間のぞく歯、お話しする時の口元は、老若男女問わず第一印象に大きく関わります。素材の種類、そして色の美しさは、選ぶ時のポイントになります。
■耐久性:素材が人体に与える影響の指針です。
■安全性:食事を楽しめるかどうかの指針です。
この2つは、歯だけでなく人体全体に影響する指針です。人工歯の素材によって溶解性というのがあります。これは長い間口の中に存在することで素材が溶解してしまうことがあります。そうすると体質によっては人体自身にも影響してきます。また溶解すれば、噛み合わせにも影響します。
歯は千差万別です。保険であっても保険外であっても、また高価な治療がご自身に合っているとも限りません。我々は、患者さん一人ひとりにあった、「健康で そして豊かな気持ち」を保てる歯、そして何より今ご自身が納得される治療を提供したいと思います。ぜひ歯科医師や歯科衛生士、フロントマネージャーまで、お気軽にご相談下さい。